自然保護活動家で俳優『華 みきさん』の歩む道

こんにちは寒くなってきましたが、皆さん元気で過ごされていますか?

お鍋などの温かい食べ物、温かいお風呂、温かい物が恋しくなる季節ですね。

 今回Mau:Meeが注目したのは、[華 みきさん]です。

俳優・モデル・中国茶アドバイザーと多岐に渡る活動をおこなっており、現在、自然保護活動家として、新たな一歩を踏み出した華さん。自然ドキュメンタリー映画「If We’d only see」を初監督作品として10月末にリリースしたばかりです。

彼女自身の活動やLife Style、そして、今回の初監督作品である「If We’d only see」について伺ってきました。

俳優/華 みきさん

アモーレ(=愛の意味)というあだ名で友人から呼ばれています。人生で最も大切なことは?とある日友人に聞かれた時に「愛でしょ♡アモーレ!」と勢いよく答えたら大爆笑され、それ以来そう呼ばれています。

周りの人からは「天真爛漫、活発、凛としている。」と言われます。

人からどう見られているかは気にせず、情熱のまま、好きなことを好きなだけやりたいと思っています。

Q.華さんがモデル、俳優を目指す事となったきっかけは?

5歳の頃、幼稚園のお遊戯会の舞台で童話劇を演じました。その時に色々な方に褒めて頂いたことがとても嬉しくて演じることの楽しみを初めて見出したのだと思います。

高校生の時には、モデルのお仕事をさせて頂くようになりました。その後、モデル業を続けていた26歳の時、大好きな音楽家の友との永遠の別れを経験しました。私の人生の中でも、何年も消化できない、苦しくて辛い出来事でした。

その時、自分の人生を振り返り、幼稚園以来私の心の中にずっとあった「演技で誰かの心の琴線に触れたい。」という想いを認めて、表現者への道を歩もうと決意しました。

Q.華さん自身が例えば悩んでしまった時どんな風にその事を乗り越えていますか?

まずは親友との他愛のないおしゃべりですね。親友はイギリスにいて、時差などでなかなかゆっくり話ができないのですが、ちょっとした会話でとても安心ができる存在です。それから自分自身をリラックスさせるため一人での時間を充実させています。

バスタイムに、今一番気に入っているバスソルトやバスオイルなどを選び、香りとゆったりとした時間を楽しんでいます。

落ち込むことがあった時は大きな声を出してみたり、早く寝たりと、その時の自分にとって何が必要なのかを体感に落とし込むようにしています。私自身が私の一番の応援団として過ごすことを大切にしています。

Q.自分自身を見つめる時、華さんはどんな事をしていますか?

嬉しい気持ちも嫌な気持ちも素直に認めて、自分に対して、正直でいることですね。

華さんのLife styleのモットー、そしてQOLについて

〜Life style〜

「自然と共にあること」を大切にしています。

そして、「なるようになるさ」という楽観主義です。

〜QOLについて〜

何もしない自分、のんびり、ゆったりした気持ちになる時間をとること。

仕事は活動的なので、家では静かです。静かなひとなんだね、と恋人に驚かれた事があります。

お茶を丁寧に淹れて、ベランダ栽培をゆっくりし、ソファでだらだらと過ごす事が最上の喜びです。

好きな音楽はjazzとボサノバ。ぼーっとしたり、無になれる時間をしっかり取ることが、表現をしていく中で一番大切だと思っています。そうして、しっかり自分を充電できているとよいパフォーマンスが出来る気がします。

Q.華さんの好きなアーティストは?

   映画監督:ペドロ・アルモドバル

                    『All About my mother』の監督です。

Q.jazzやボサノバがお好きだという事ですが普段聞いているお気に入りの一枚は?

 CASA 2001『カーザ』坂本龍一さんのアルバムでMorelenbaumと言う女性ボーカルとチェリストの夫が奏でるブラジリアンミュージックが鉄板の一枚です。

 その中でもIMAGINAと言う曲がお気に入りです。、Morelenbaum夫婦が2人で歌っているこの曲、なんだかとても愛おしく感じます。

Q.華さんの好きなハーブ&アロマ

 ハーブ

ミントとタイムが好きで、家で育てています。ミントを詰んでミントティーなどでも楽しんでいます。

毎朝植物に、水やりをしますが、素敵な一日の始まりを過ごすためにかかせない日課です。

 アロマ

  •  ゼラニウムエジプト
  •  ローズウッド

ハーブの専門家に教えてもらって以来、気に入っているのが、ゼラニウムエジプトとローズウッド。

バラの香りでは少し甘過ぎてしまうと感じるのですが、この二つは似ていている香りの中にもスッキリとしている所が気に入っています。

是非一度香ってみてください。香水も好きなのですが、香りを見つけるのは、自分がリラックスする時間や心地よさに寄り添ってくれる仲間を探すようなことですね。とても楽しい瞬間です。

Q.リラックスやリフレッシュの方法

一人旅に行くことですね。

時間や何事にも縛られずに思いのままにいられることや、旅先で色々な人達との出会いも魅力です。そこで出会って仲良くなった方々とは今でも連絡をとりあっていて、今回の映画にも出演してくれています。

行き帰りの道順や使う駅の選択を変えてみることで、日々の中に常に新しいモノやコトを探しています。

新しく見える景色、刺激、感覚を感じることを私なりにとても大切にしています。

燃えてくるとどんどん前へ前へとやりたくなってしまうので、なるべく肩に力を入れずに頑張り過ぎてしまったら深く深呼吸をして自分自身をしっかりと見つめるようにしています。

フラットな目線でいることや、力を抜くことを普段から心がけていますね。

初監督作品「If We’d only see」への想い

コロナ禍で変わる世界の中でも、美しく力強くある自然の姿と前を向いて生きる人間の力。

美しい自然環境を、未来の子どもたちに残すため、また自然の守り手を増やしていく為にも、今見つめていきたいテーマかと思い、取組みました。

私自身が幼少期から登山を通じて自然に親しみを覚えてきたからです。

世界各地68組83名の愛ある「自然を見つめる目」をゆったりと、ご覧いただけたら嬉しいです。

Q.この作品からサスティナブルやロハスと言う言葉を私自身は連想しました、華さんが思うサスティナブルとは?

私にとって今回の映画造りは決して特別ではなく、好きの延長上にあったことなのです。自然に対する想いは日々感じていたことですから。

私たちが今生きているこの地球上のすべては、自然な状態から時を経て、人間が文明を築いてきたことによって、私たち人間にとってより便利に作りこまれてきたもの。自然の中にある不便さって本当は人にイマジネーションを与えてくれるのではと私は思っているのです。

登山や自然と触れ合うことに親しみのあった私にとって、人間もまた、自然の循環の一部であることや、共存できるライフスタイルや社会の方向性はないのか?という考えは常に心にありました。

コロナ禍の5月から9月の間にこの映画を作りましたが、運河が綺麗になったり、空気が綺麗になることで山脈が見られるようになったり、世界中の人間の活動が一旦停止することで、今までに見えなかったものが見えてくる時代になったこと、大きな時代の変わり目、価値観の転換期であると感じました。

今のタイミングしかない!と、確信めいた気持ちが沸き立ち、「自然への愛を形にしたい」と、映画を作り始めたのです。

私たちが生かされていること。自然への感謝や畏敬の念を忘れずに、これからどう生きていくのかを、これからの私の中の課題としても今回の作品の中に込めて見ました。

作品『If We’d only see』を観てくださった方々が、「何を感じるのか」それにとても興味があります。今も様々な感想が届いているのですが、とても素敵な感想ばかりで、感動しています。

誰かの心のなかで自然を感じることお手伝いができたら幸いです。

そうして沢山の方々が自然への意識を持ってくださるきっかけとなればと思っています。

この活動が、私が信じるサスティナブルだと思っています。

Q.この映像の中で華さん自身がもっとも印象に残っているシーンは

全てのシーンに思い入れがあるので決めるのはとても難しいですね。

ですが、強いて挙げるとすればラストシーンの海で子供が遊んでいるシーンが一番私にとって印象深い場所ですね。

世界各地から今回の企画に賛同してくださった68組83名全ての方々の賛同してくださった気持ちがとても温かくて、私にとって全てのシーンが宝物であり、この先も大切にしていきたいものです。

Q.現在の取り組みである自然保護活動家とは実際にどのような活動をなさっているのでしょうか?

先ずは、この映画をより多くの方々の心と目に届けることや発信することによって多角的に自然と繋がり。自分自身が原体験として学ばせてもらった愛してもらった自然や山への恩返しをしていきたいという思いから『If We’d only see』が生まれました。

この映画を通して、色々な方々がそれぞれの心で感じて自然との共存や今から始まる未来のため考える機会を作る為にリリースした作品です。

これからもまだまだ沢山まだ見ぬ場所へ足を運び、自然の素晴らしさやそこで得た事を伝える為に、どのような形で伝えることが一番皆さんに丁寧で、分かりやすくて、自然を身近と捉えていただけるのか?を試行錯誤しながら見つけていきたいと想っています。

個人の活動以外に、日本自然保護協会に参加していまして。『すべてのこどもに自然を!プロジェクト』というプロジェクトを拡げるための活動をおこなっています。

現在自然に触れ合う機会がとても少なくなっていると思うのですが、子供のうちに自然に触れ合うということは子供たちの心を育むためにとても大切なことなのではないか、それこそが未来の自然を守るために必要なことでもあると思うのです。

この活動は現在賛同してくださる方々を募集しております。是非、上記の「すべてのこどもに自然を!プロジェクト」をクリックしていただき活動内容などご確認ください。

この活動に是非ご賛同いただきたと思っております。宜しくお願いします。

華 みきさん今後の活動など

初めて映画づくりに挑戦し、結果自身の30年間の自然と人間への想いを集約したような作品になりました。

今はとにかく作品に携わり関わってくれた人達への感謝の気持ちしかないですね。

この映画を通して生まれる新たな輪が、私をどこまで連れて行ってくれるのかをとても楽しみにしています。

 今回は華 みきさんに色々と伺ってきました。『華 みきさん有難うございました!』
 『華 みき』芸名であるこの名前の由来のように華の咲く幹のように強く誰よりも自然な自分自身を持っている女性のイメージがとても印象的でした。
 今回初監督作品の『If We’d only see』のことや、彼女自身のLife styleについて伺ってきて、素直でユーモラスに溢れた華 みきさんとの時間は、時間を忘れてしまうぐらいに興味深く素敵な時間でした。

 これからも、自然保護活動家であり俳優でも在る彼女の活動に注目していきたいと思います。
 この記事を読んで、今までは知らなかったけど興味を持たれた方、そして彼女の活動である自然保護活動家として『どんな活動なの?』と興味を持たれた方も、まずは是非彼女の初監督作品『If We’d only see』をご覧ください!
 そして、あなたの中の大切な自然を見つけに行ってみませんか? 

Follow me!