くだもの?野菜?京都大学と京都市がタッグを組んで開発した、京ラフランとは?【レシピつき】

京ラフラン(京都大学と京都市が開発した新しい野菜)

京ラフランという野菜をご存知ですか?

ラフラン?ラフランス?果物?

と頭をかしげてしまうお野菜の名前に、目の写るこのお野菜は「ほうれん草」や「小松菜」を思わせるフォルム。。。

とにかく不思議な名前の野菜に目と心奪われ『試してみたい!!!』『知りたい!!!』『どんな味がするんだろう!!!』
探究心に導かれて、今回はこのお野菜『京ラフラン』をご紹介します。

町田市にある『やさいのナイトウ』さんにお邪魔した時に見つけたので、購入してみました。

京ラフランってどんな野菜??

やさいのナイトウさんにて発見!!

京都大学と京都市が開発したアブラナ科の野菜で、大根とコールラビ(キャベツの仲間)を交配させて作られた京野菜です。

この京ラフランという名前は、京都の『京』と大根の学名である『ラファヌス サティヴァス』とキャベツの和名『甘藍(カンラン)』の『ラフ』と『ラン』を合わせ『京ラフラン』と名付けられたそうです。

2009年に本格的な栽培が始まり、中でも京都北部の京北町が力を入れて産地として生産と出荷が行われているようです。

これまでは、出荷数が少なかったため京都市内に並ぶことも稀だったようですが、現在では関東にも出荷されており、今回私たちが『京ラフラン』と出会うことができたのです。

葉の部分は大根の葉によく似ていて、茎はアスパラのような食感、花は菜花のような黄色い花が咲きます。
生で食べてみると大根のような味ですが、火を通すとキャベツのような甘味があります。

ちなみにレンジで蒸してみましたが、水分が抜けすぎて筋が気になる仕上がりになってしまったので、あまりオススメ出来ないです。炒める又は茹でる調理法の方が食感良く仕上がります。

そして京ラフランの魅力はそれだけではありません、栽培時病気などにも強いことで農薬を減らすことが可能ということは作っている生産者の方がにも優しく、そして野菜の少ない時期に旬を迎えるこのお野菜。

今後色々なお店で『京ラフラン』を見かける日は近いのではないでしょうか?

京ラフランはどんな栄養があるの?

栄養が豊富で有名なほうれん草。

ですが、京ラフランはそのほうれん草に比べて

カルシウムが1.7倍
ビタミンB6が1.8倍
ビタミンCが 2.9倍も含まれているんです!

一つの食材でここまでの栄養が摂れるのは、とても魅力的ですよね!!
見つけたらチャレンジしてみたくなりませんか?

今回『京ラフラン』を使って京ラフランとタケノコの中華炒めを作ってみたのですが、
京ラフランというお野菜自身の旨味と口の中に香る風味がとてもよく『もっと沢山食べたい!!』と思う素敵な食材に巡り合えたことがとても嬉しかったです。

そんな思いを是非皆さんとシェアできたら嬉しく思います!!
栄養価の素晴らしさと美味しさとを兼ね備えた『京ラフラン』オススメです!!

3〜5月が旬なので、是非見つけて食べてみてくださいね!!

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