気分をフレッシュに柑橘系アロマで元気をもらっちゃおう!目を閉じてても分かってしまう柑橘の種類の香りとは!?

こんにちはアロマインストラクターMayuです。

前回梅雨の季節にオススメのすっきりアロマをご紹介してみました。

今回ご紹介するのは前回のアロマにも相性の良い柑橘系のアロマです。

すっきりアロマにブレンドして使うこともそのままで使うこともできる、

この柑橘系精油たちは、フレッシュな香りに自然と笑顔になってしまう美味しそうなそんな香りが特徴的です。

是非最後までご覧ください。

柑橘系アロマ(精油)とは?

【オレンジ・スイート】
柑橘系精油の香りと言ったらコレ!!
オレンジの香りを爽やかに感じることができる精油です。
香りから口一杯にオレンジを頬張ったようなオレンジの満足感を得ることができます。
香りのイメージとして、フレッシュな香りが元気を後押ししてくれるような暖かさを持った香りです。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
オレンジスイートの香り:脂肪族アルデヒド類/オクタナール・デカナール

【ネロリ(オレンジビターの花)】
オレンジビターの花から抽出された甘さとお花の優しさを感じることのできる精油です。
こちらは、精油だけではなく『ハーブウォーター(芳香蒸留水)』としてもとても人気のある香りです。
香りのイメージとして、気持ちが沈んだ時などに優しく寄り添って気持ちに活力をくれる香りです。
モノテルペンアルコール類:リナロール
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
ネロリの香り:モノテルペンアルコール類のリナロールを主要有効成分としたフローラルな香り。

【グレープフルーツ】
グレープフルーツの瑞々しさを感じ取ることのできる精油です。
サッパリとした上品さを持ち合わせた香りで、製品としても色々なと併せても併せやすい精油です。
香りのイメージとして、ストレスを感じた日などに爽やかな心地良さをくれる香りです。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
グレープフルーツの香り:脂肪族アルデヒド類/オクタナール・デカナール
ケトン類/ヌートカトン(この成分がグレープフルーツの香りの特徴です)

【プチグレン】
プリグレンはオレンジビターの葉っぱから抽出されたイエローグリーンの色が特徴の精油です。
シトラス系の香りの中にウッディな深みと爽やかさを持った香りです。
香りのイメージとして、何だか上手くいかないそんな日に気持ちを一旦リセットしたい時にフレッシュな香りが手助けをしてくれます。
エステル類:酢酸リナリル
モノテルペンアルコール類:リナロール
を主要有効成分としています。
プチグレンの香り:モノテルペンアルコール類//ゲラ二オール・ネロール
特徴的な成分:エステル類/アントラニル酸ジメチル

【オレンジビター】
名前の通りオレンジにビター(苦味)を少し感じさせるような大人の香りを感じる精油です。
甘さだではない深みを持ったこのオレンジビターはお部屋での芳香が向いています。
蒸留部位は果皮です。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
オレンジビターの香り:脂肪族アルデヒド類/オクタナール・デカナール

【ベルガモット】
オレンジスイートのように親しみやすく、すっきりとした香りです。
こちらも、プチグレンと同様特徴的なイエローグリーンの色を持った精油です。
香りのイメージ:なんだか眠れないなんて夜に優しく気持ちを緩やかにしてくれます。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネン
エステル類:酢酸リナリルを主要有効成分としています。
ベルガモットの香り:エステル類/酢酸リナリル

【マンダリン】
フレッシュで深い甘味の中に酸味を感じるウッディな香りです。
マンダリンは、プチグレンと同じ特徴的な成分を持っています。
マンダリンの香りのイメージ:ストレスの多い日に身体までも緊張感で固まってしまった日に、スッキリとリフレッシュを感じさせてくれる香りです。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
ベルガモットの香り:脂肪族アルデヒド類/オクタナール・デカナール
脂肪族アルコール類/オクタノール
特徴的な成分:エステル類/アントラニル酸ジメチル

【レモン】
爽やかなレモンの香りはレモンをイメージし言葉にした時に身近に感じられるのではないでしょうか?
レモンの香りはお部屋に噴霧しただけでリフレッシュを感じることができます。
レモンの香りのイメージ:シトラスの代表的な香りレモン。目覚めの朝1番の元気をくれる香りです。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
レモンの香り:脂肪族アルデヒド類/ヘキサナール・ヘプタナール

【ライム】
ライムはどちらかと言えばお酒を飲む方に親しみのある柑橘系なのではないでしょうか?
苦味と酸味の強い清涼感のある香りの精油です。
他の柑橘系精油に少し爽やかさを増したい時など使用されることが多い香りです。
ライムの香りのイメージ:頑張った1日の終わりに明日を頑張る活力を与えてくれる香りです。
モノテルペン炭化水素類:d-リモネンを主要有効成分としています。
ライムの香り:テルペン系アルデヒド類/ネラール・ゲラニアール

柑橘類は目を閉じていても違いがわかる?

想像してみてください、例えば目を閉じてグレープフルーツの香りを嗅いだとします。

きっと皆さん満場一致で答えは『グレープフルーツ!』と当てられると思うんですがいかがでしょうか?

さて、どうしてこの香り嗅ぎ分けることができるのでしょうか?

グレープフルーツは『ケトン類のヌートカトン』がこのグレープフルーツの香りを位置付ける成分なのです。

それは、上記に挙げた精油の香りの欄に書いた成分がその香りを特徴付けている成分なのです。

それでは、上記の成分から厳選して成分と固有作用をご紹介していきます。

モノテルペン炭化水素類:d-リモネン
柑橘系精油に共通してみられるd-リモネン柑橘と言えばこの成分と言っても過言ではありません。
d-リモネンの固有作用として:肝臓強壮作用・腎臓刺激作用・蠕動運動促進作用・血圧降下作用
d-リモネンが含まれる精油:オレンジ・スイート/オレンジ・ビター/グレープフルーツ/セロリ/ベルガモット/マンダリン/ライム/レモン

【脂肪族アルデヒド類:オクタナール・デカナール・ヘキサナール・ヘプタナール
柑橘系の香りの芳香成分としてとても重要な成分です。含まれる精油を見ていただくと香りの繋がりもわかると思いますよ!
脂肪族アルデヒド類の固有作用:抗菌作用・抗真菌作用
オクタナール・デカナールが含まれている精油:オレンジ・スイート/オレンジ・ビター/グレープフルーツ/マンダリン
ヘキサナール・ヘプタナールが含まれている精油:レモン

【エステル類:アントラニル酸ジメチル】
プチグレンとマンダリンに共通する特徴的な成分です。精油としてはこの2種類しか持ち合わせていない成分です。
アントラニル酸ジメチルの固有作用:抗不安作用
セロトニンの生合成に関係が深い成分の為、
『緊張がなかなか取れず睡眠も浅い』そんな方にオススメの成分です。

いかがでしたか?
気になる柑橘系精油は見つかりましたか?

今回柑橘系精油をご紹介していきました。
今回の精油は、梅雨の季節のアロマとしてご紹介しましたミント系精油との相性もいいので是非一緒にお試しくださいね♪

関東も梅雨入りをしました。
気圧の変化や気温の変化で体調のコントロールなども大変ですよね。。。

アロマも上手にご活用していただき、
安全に元気に笑顔でお過ごしくださいね♪

Follow me!