言葉が体に与える影響について、どれだけ影響があるか、考えたことはありますか?
こんにちは!Risaです。前回『空手が嫌いだった私が、空手の指導者になった理由』のお話をさせていただきました。(全5回にお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました。)
さて今回は、空手の指導者として教え子たちと接する中で、言葉が体に与える影響について、話すことがよくあり、そのお話をしたいと思います。
試合に出る前に、自分にどんな言葉をかけてあげるか、人にどんな言葉をかけてあげるか。なにか悩みを抱えたとき、何を判断基準にして物事を考えるか、、、子どもたちとは、いろんな話をしてきました。
日常生活でも、毎日ネガティブな言葉を掛けられている人と、ポジティブな言葉を掛けられている人とでは、体に違いはあると思う?などなど、、単に空手の技術を教える場ではなくて、私も含めて人として成長のできる場所にしたいと思っているので、割とこうゆう類の話をよくするのです。
私自身もまだまだ未熟なので、話しながら人としての道を考えたり、改めて自分を振り返ったりする時間をつくるいい機会になってたりして、何かの折にヒントになったら嬉しいなと思ってお話します。
言葉は言霊?実際にどんな影響が出るのか
よく、いろんな自己啓発の本や、先人の言葉で「言葉は言霊」と言う言葉を聞きますが、それを実感したことがある人は、どれくらいいるでしょうか?
自分が発した言葉が、自分にどのくらい影響しているのか、、、分かりますか?
ちょっと面白い実験があるので、嘘だと思って、ちょっとお付き合いください。
協力してくれる人がいないとできないので、2名以上でやってみてください!
【言葉の影響力を体感する実験】
- 親指と人差し指先をつけて、輪っかを作り、オッケーの合図のような形を作ります。
- 指先にグッと力を入れて、離されても離れないように注意してください。
- そして『私は弱い力しか出せません』と声に出して言ってみてください。
- 自分以外の人に、指を離してもらいます。(おそらく簡単に離されると思います。)
- もう一度、❶のように指に力を入れて輪っかを作ります(離されても離れないように注意いてください)
- 今度は『私は誰よりも強い力を持っています』と声に出して宣言します。
- そして、自分以外の人に、指を離してもらいます。
どうでしょうか?体感がどう変わるか、その結果は、ぜひ試してみてください!
影響が体に出るなら、毎日自分にかけてあげる言葉をポジティブなものに
実験結果はいかがでしたでしょうか??
これ、子どもたちに教えると「えー!なんでー!?」なんて、良いリアクションをもらえたりするので、どや顔で教えちゃったりなんかしているんですが(笑)
でも、実際に自分の口から発した言葉が、自分の体に「影響を与える」瞬間って、あまり体感できる事でもないので、こうして実験をしてみると、改めて、どんな言葉を自分の口から発していけばいいのかなって、改めて考えるきっかけにもなると思うのです。
だからね、、、例えばなんですが、今辛いことや苦しい問題課題、悩ましいことがあったとしたら、自分だけは自分に良い言葉をかけてあげて欲しいんです。
「なんで私はダメなんだろう。」
「どうして俺ばかり」
「なんで上手くいかないんだ」
「私(俺)のせいで、、、」
と自分を責めてしまわずに、
「大丈夫!できるようになる!今じゃなくても、できるようになる日はくる!」
「これは、成長するチャンスだ!」
「今できないのは、自分の伸びしろがあるからだ!」
「この方法が違うなら、別な方法でやってみればいい!」
「できるよ!」
と、自分がなりたい自分に近づけるような言葉をかけてあげて欲しいのです。
期限を設けて、目標を達成しようとすることは、大切ですし、競技やビジネスをしていれば、期限は必ずついて回るものです。
だけど、それによって自分の心がすり減って、苦しくなってしまっては、良いものはできないと思うのです。
そして、ここまでお話した様に、言葉は人を救い、時には傷つけます。その傷は深くずっと心の中に残ります。心に一生消えないキズをつくります。
だから、自分と自分の周りにいる人たちに掛ける言葉は、大切にしたいと思うのです。
ちょっと、とりとめのないお話になってしまいましたが、自分にかけてあげる言葉は、ポジティブなものにしてあげて、忙しい毎日を乗り越えた自分をほめてあげて欲しいのです。
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