【本の紹介】大人にこそ読んでほしい本『めぐりめぐる月』が教えてくれる大事なこと

こんにちは!Risaです!

突然ですが、皆さんは子どもの頃に読んだ本で、今でも印象に残っている本はありますか?

今回は、私が小学生の頃に読んだ本の紹介をしたいと思います。なぜ、今更小学生の頃に読んだ本を紹介するのか、をお話しますと、その中に書いてある一つの言葉が、どうしても現代社会において、とても大事な教えのような気がしたからです。

先日、自分の発した言葉が体にどう影響をしているのか?というお話をさせて頂きました。(前回の記事はコチラです

自分の口から発した言葉が、自分の体にどんな影響があるのか、、という事について、自分だけに限らず、誰かに投げかけた言葉も同様です。

そして、今は匿名での投稿も簡単にできる時代。。誹謗中傷を受け、傷つく方も多くいます。

有名な方に投げかけるコメントでの暴言なども、有名税で片付けていい問題では、絶対にありません。

子どもの頃読んだこの本は、児童図書ですが、しっかりと問題を捉え一人の少女が成長していく過程で、人として大事なことを教えてくれる本だと思います。

シャロン・クリーチ著「めぐりめぐる月」

この本は、サラという13歳の少女が主人公のお話です。

家を出た母親に会うため、祖父母と一緒にアメリカ横断の旅に出ます。そして、その旅の道中、サラの親友フィービーと、その家族の話を祖父母に語っていきます。

この本の原題は『Walk two moons』というタイトルで、ネイティブアメリカンの教えで、「人をとやかく言えるのは、その人のモカシンを履いて二つの月が過ぎた後」の”二つの月が過ぎた後”から来ています。

「人をどうこう言っていいのは、本当にその人の立場に立って考えてからにしなさい」という教えです。

もし、誰かを傷つける言葉を言いそうになった時、言いたくなった時、もしも自分が言われる立場だったら?自分に放たれた言葉だったら、どう思う?

相手のためだと思って言った言葉も、自分だったらどう受け止める?

とても基本的だけど忘れがちな大事なことを思い出させてくれる作品です。

自分の口から発する言葉を、相手に投げかける前に、一旦、相手の立場になって考えてみると、物事の見え方が少し変わるかもしれません。

もしかしたら、相手のことが少し分かるかもしれません。

大人になった今だからこそ、もう一度人として大事なことを思い出させてくれる作品『めぐりめぐる月』ユーモアがあり、やさしくグッとくる物語に、ぜひ、一度触れてみて欲しい。

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