空手が嫌いだった私が、空手の指導者になった理由②/中学生時代編
こんにちは!Risaです。前回、私が空手を辞めたくて仕方なかった小学生時代のお話をしました。(前回のお話は『こちら』)
その続きのお話をしようと思います。
器用にズルをする中学生の私
とにかく、小学~中学時代は練習も嫌で、大会に出るのも嫌で、やる気のない子供でした。
先生も、手を変え品を変え、私にやる気を起こさせようと工夫してくださったと思います。
それでも、空手が嫌いな気持ちは変わりませんでした。発破をかけて、私のエンジンをかけようと、先生があえてかけた言葉もあったのだと思いますが、やる気のない私には逆効果で、何かを言われなくないがために、先生の顔色を伺い、怒られないように大人しく時間を過ごすだけでした。
練習をしても上達した気もしないし、自分がやっていることがあってるのかもよく分かっていませんでした。先生が言ったことも、分からないのに理解したような顔をして、そのまま感覚で動くことを繰り返していました。
ダメなパターンの指摘は受けましたが、正解や、良いパターンが分からなかったので、自分の中の良い方の判断基準が作れず、ずっと迷子のような状態でした。
そんな状態だったので、いかに手を抜いて楽をしながら、怒られないようにしっかりやっているように見せるか。。に全神経を注いでいました。器用にズルをしていたわけです。
とはいっても、みっちりの練習は毎週毎週あったので、形競技で少し成績が出るようになり、中学の頃には県の強化選手に入ることができました。
(県の強化選手になったからと言って、私の何が変わるでもなく、相変わらずやる気のない中学生でした。)
当時の自分が今の私の目の前にいたら、中身のない時間を過ごしている自分を、思いっきり叱っていることでしょう。。。
今思えば、週3回、試合の日は週末も、空手のために時間を割いてくれた両親には感謝しかありませんが、当時の私はそんな感謝も気遣いさえもできませんでした。
このころに、新しく子供たちが入門し出したが、、、
立ち上げ当初、大人の中に子ども一人だった道場も、しばらくすると数名の子供たちが入門し、賑わうようになってきました。
が、中学生の私に、相手は小学生や幼稚園児。話が合う訳もありませんし、依然として道場がつまらない場所であったことは、変わりませんでした。
道場に行っても、小さな子供たちの面倒を見る係。(後に、同い年と、一つ下の学年の男の子も入ってきましたが、人見知りも相まって、全く話しませんでした。笑)
つまらない。。。行きたくない。。。そう思いながらの道場の稽古は、「辞めることを我慢する」ことにしたとて、なかなかに堪えました。(自分が強化選手だ!練習に励まなければ!という自覚もなかったのです。)
新しい形を教えてもらいに、別の流派の道場へ通うことに
そうして迎えた中学3年生の時、私は、新しい形を教えてもらうため、先生からの推薦で、別な流派の道場にも通うことになりました。(道場の二足の草鞋です。笑)
そして、その道場で、私は今までの空手観を大きく変えることになったのです。
では、この続きはまた来週。。。