《精油の使い方レクチャー》アロマってそもそもなんだろう?アロマは使う濃度で気分も変わる!?

こんにちはアロマインストラクターMayuです♪

皆さんお家でアロマや芳香剤などを使っていて、こんなことを感じたことありませんか?

『癒し系なはずのアロマや芳香剤の香りなんだけどなんだか香りが強すぎて落ち着かない。』

『爽やかな香りのはずなのに身体がポカポカしてきて爽やかを感じられない。』

まだまだあると思いますが、こんなことを感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回は同じ精油でも使いかた『濃度』によって私たちが感じる感じ方が変化する!!

という内容のご紹介をしていきます。

是非最後までご覧ください。

アロマの精油はどう使う???

皆さんアロマの精油は普段どのように使っていますか?
『ディフューザーに?』『アロマストーンに?』『クラフト(精油をブレンド)して使う?』『お部屋のお掃除に使う?』

色々な使用方法がありますが、どんな場所でそれを使用していますか?
『お部屋全体ですか?』『お風呂ですか?』『寝室ですか?』『リビングですか?』『玄関ですか?』『お手洗いですか?』


その時精油をどれぐらい使っていますか?(一回の量何滴)
クラフトして使用しないとなると、アロマストーンや現在はやっていますねニトリなどで売っているガラス瓶の中に石が入れてありそこに精油を入れて芳香するタイプのアロマの使い方などもございますね。

使用方法によって空間に香るアロマの拡がり方も違います。

ですからお家の面積や、お家の材質などによっても使用方法を変えてあげることがとても大切なポイントになってきます。

そして香りの種類もそうです、

寝室に使う香りと玄関やお手洗いなどに使用する香りが同じでは、

上手に気分の変化をつけることは出来ません。

アナタはどの場所でどうありたいか?』

そこが先ず1つ目の香り選びのポイントになってきます。

そして次に精油の種類などもありますが、
『アロマの精油をその場所に対して何滴使っていますか?』

ここが2つ目にとても重要なポイントになってくるのです。

なかなか知らされていないアロマの使用方法ですから、

是非ここでしっかりとマスターして香りをしっかりと味方にしていくと、

アナタが望む環境や空間を叶えることができます!!

是非しっかりとマスターしてみて活用してみてくださいね♪

アロマの精油ってなんなの???

もともとアロマの香りっていうのは、

植物が虫から守るためや植物そのものの生命を増やすため動かない植物が生命の存続をしていくために作られた副産物であることから知って欲しいのです。

その副産物を私たち人間が『いい香り』『癒しの香り』『身体にいい香り』などとして植物から抽出された使用されているのがアロマです。
アロマテラピーの歴史は浅いもののフランスのルネ・モーリス・ガットフォセと言う人物が元々植物から抽出した精油を用いた療法として拡められたのがアロマの起源なのです。

今日本でアロマから想像されるリラックスのための香りやマッサージとして知られるアロマセラピーなどはこの数十年後にイギリスのマルグリット・モーリーによって広めらたアロマなのです。

フランスでは、アロマの精油を芳香療法という形で使用するなど『薬用効果が一般的』に知られていますが、
日本では、癒しなどでの使用が多いですよね?

ここで見ていただいてわかると思うのですが、

精油を使う際に香りがいいからと言って多量に使用すればいいわけではないことを知っていただけたことと思います。

使う精油によっても、ブレンドされた精油などはアルコールなどで希釈されているものも多く、

その商品を選ぶ際の注意も必要です。

Mau:Meeで取り扱う『PRANAROM』の精油は植物から抽出した天然の成分をそのまま感じることができます。

ロットごとに成分分析されており、

安心して使用できる精油としてご提供させていただいております。

ご自身でブレンドする際に、楽しく安心して使用していただけるようブレンドなどのカウンセリングなども行っております。

是非この機会にご利用くだいね♪

同じ精油も使い方次第でここちよい癒し&活発に元気

皆さんこんな経験ありませんか?

好きなアロマを使っているとき、

好きな香りを『多めに使ったときに感じる感覚と、少なめに使った時の感覚に違い』を感じたことありませんか?

アロマの精油には色々な芳香成分が入っています。

その中には多くその芳香成分を吸収することによって、

『強壮や刺激』になってしまうのはご存知でしょうか?

まずは香りの全てが「リラックス」や「癒し」ではないことをここで知っていて欲しいのです。

先ほども触れましたが、植物が出す香りはもともと植物が外敵から身を守る物であったりもします。

ですから芳香の中には強い成分が含まれているものもあるのです。

『強壮や刺激』は悪いものだけではありません。

気持ちを元気にしてくたりもします。

「強壮や刺激」というのは心の中からの高揚感であったりもするので、
同じ言葉で1通りの解釈や感覚ではないことを、

先ずはご理解くださいね。

それではここで『強壮・刺激』を含む芳香成分と精油をご紹介します。

【フェノール類】
フェノール類は芳香成分の中で刺激成分の王様と言っていいほどの強い成分を持ち合わせております。
この成分は抗菌や防虫などでもご紹介しました『クローブ』『オレガノ』などに含まれている成分です。

【セスキテルペン炭化水素類(プラス帯電)】
セスキテルペン炭化水素類はプラス帯電とマイナス帯電に分かれており、
今回ご紹介しているのは強壮・刺激の作用を含む成分ということで『プラス帯電』の方の成分について触れていきたいと思います。
セスキテルペン炭化水素類のプラス帯電の代表的な芳香成分としてはβ-カリオフィレンという成分があり、
皆さんがよく知る香りとして『イランイラン』や『シナモン』などに含まれる香りです。(この成分は他にも多数のアロマの香りにも含まれている成分です。
日本精油ですと山椒などにもこの香りの成分が含まれています。

【セスキテルペンアルコール類】
セスキテルペンアルコール類にも強壮と刺激が含まれております。
ですが、このセスキテルペンアルコール類に含まれる成分『α-ビサボロール』という成分は『カモマイル・ジャーマン』
に含まれる成分で、この成分の特徴として抗炎症作用や鎮痙攣作用(チンケイレン)などがあります。
強壮・刺激とい作用からほど遠い作用だと思われませんか?
そうなんです、この成分が多量に入っているわけではないということが今一番お伝えしたいことで、
香りの成分は色々な成分からなる芳香成分の集合体として一つの香りとして私たちが認識しているということなのです。
実際このカモマイルジャーマンに含まれる成分を構成する多くは酸化物類という成分が多くを占めています。
その中の数%としてセスキテルペンアルコール類が含まれているのです。


【ジテルペンアルコール類】
ジテルペンアルコール類にもこの強壮と刺激の作用が含まれています。
代表とする成分としては『マノオール』こちらは画家のヴァンゴッホの絵画で有名な「星の下のサイプレスのある道」に描かれている「サイプレス」の香り成分に含まれています。
次に好きな方も多い『ジャスミン』の芳香成分に含まれる成分であります『イソフィトール』と『フィトール』がこの時テルペンアルコール類の芳香成分となっています。


【モノテルペン炭化水素類】
モノテルペン炭化水素類の含まれる成分である『α-ピネン』と『β-ピネン』の特徴的な作用として、
『強壮』を持っています。
この成分を持っている精油として、
『α-ピネン』
シナモン・ジンジャー・アカマツヨーロッパ・ジュニパー・ティートゥリー・ニアウリシネオール
ブラックスプルース・ユーカリグロブルス・ラヴィンツァラ・ラベンダースピカ・ローズマリーシネオール他多数
日本精油
スギ・ヒメコマツ・モミ・ヒノキ(ヒバ)などに含まれています。

『β-ピネン』
こちらも上記のα-ピネンを含む精油も重複しております。

強壮と刺激を含む精油であっても精油の芳香成分は、
他多数の芳香成分から構成されているということ、
この精油の中に癒しを感じることができる香りがあることもご理解いただけたのではないでしょうか?

簡単な例えをしておきますと、
お酒は嗜む程度ならば心地よく身体も何事もなく癒しの時間や楽しむ時間として過ごせませよね。
ですが行き過ぎた飲み方をしてしまったと時などはいかがでしょうか?
次の日身体が昨日の状態を残し倦怠感などをそのまま持ち越してしまったりしませんか?

香りも同じことが言えます。
『過ぎたるは及ばざるが如し。。。』
精油の香りを味方にするには成分を理解した上で使用することが一番なのです!
過ぎればその素晴らしい効果も思ったように得ることは出来ません。

環境下に噴霧する香りに関して言えば『少し物足りない』と思うくらいが丁度いいのです。
実際香りを使用する人は香りに接する時間が長ければ長いほど人の嗅覚は疲れを生じます。

そのため、簡単に言うとその香りを感じづらくなってしますのです。

「鼻がバカ」になってしまう。
なんて言葉を聞いたことがあると思うのですが、
それがこの現象を指した言葉なのです。

是非アロマを使う際には製品を選ぶとこやその成分を知ると言うこと、
香りの濃度を考えるなどを意識してみてはいかがでしょうか?

今回はアロマってなんだろうと言う点から香りの濃度などについて触れてみましたがいかがだったでしょうか?
実際にパフュームや香水なでご自分の香りを楽しんでいたり、
お部屋内での環境を作る香りを使っている方は沢山いらっしゃることと思いますが、
濃度に関してはあまり気にされていない方もいらっしゃるのでは?

もしもお部屋の香りがなんとなく違うかなあ。。
なんて感じている方はぜひ今回ご紹介した内容をもう一度確かめてみてください。
アナタのここちの良い環境にする為の香りの選び方や濃度改めて見つめ直してみると、
より良い環境づくりに役立つと思います。
是非ご活用ください。

Mau:Mee Aromaでは、もっと詳しくお部屋の環境作りなどに関してのカウンセリングやコンサルティングも行っております。
そちらも是非ご活用いただけますと幸いです。

それでは、明日も元気に笑顔でお過ごしください。



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