アロマで感じる『香りの感受性』とは?人は香りをどう『身体で受け取って感じる?』

こんにちはアロマインストラクターのMayuです♪

以前『香りの記憶 快と不快』をご覧いただきました。

今回はその香りを私たちがどんな形で直接的に受け取っているのか、
ということにフォーカスをしてご紹介していきます。

香りを知るということはその香りを理解する私たちがどの様に香りを認識しているのか、

と、いうことを知ることによって今以上に香りを楽しむための指標にもつながるのではないでしょうか?

香りを知っていく事ともにその香りを私たちの身体がどんな風に受け止めているのか、

そしてどのように香りを理解や認識をするのかを順を追ってご紹介していきたいと思います。

それでは最後までご覧ください。

香りって人はどう感じているの?

先ずは皆さん!!

人が香りを受け取り認識し感じるているのは、、、

どこだか知っていますか?

実際に人=私たちは香りを『2パターン』で感じているのをご存知でしたか?

<1>みなさんがよく知っていらっしゃる鼻から取り込まれる香りを脳で受け止めると言うこと。
<2>よくあるのは皮膚を保湿させるために塗るボディークリームなどに精油が入っていた場合なのですが、
その精油の芳香成分が皮膚から吸収されて血液を通り身体中を巡ります。

この2パターンにより私たちは香りを身体で感じているのです。

それではその2つの香りを感じるパターンをみていただきましょう♪

(その1) 鼻から香りを感じる

鼻から入った香りの成分を『芳香分子』と言います。
その『芳香分子』は、鼻の中にある『嗅上皮』と言う部分の粘膜に溶け込んでいきます。
そして『嗅細胞』の『嗅毛』で捉えた芳香分子は電気信号に変換され、
脳の中の『扁桃体』に入り、
『視床』『視床下部』に伝達された情報は自律神経系や内分泌系そして免疫系などの人の体内にある生理機能などに影響を与えると言われています。

(その2) 皮膚から香りを感じる

さて皆さん皮膚に浸透している現象を『皮膚透過』と言います。
皮膚には3層の層(表皮・真皮・皮下組織)でできるているバリアをくぐり抜けることができるのは容易なことではありません。
皆さんのお肌はそうして守られているます!
そして季節などによっても色々な肌の状態になることから全てを断定してしまうのも違うと思います。
では、次になぜ精油の香り芳香成分の芳香分子が皮膚から入れてしまうのでしょうか?
なぜならば皮膚への透過の最大値は『500程度』そして精油の分子量が『500以下』だからなのです。
ですが精油成分全てが透過するわけではありません。
精油にも親和性と親水性のもの比重の高いものも勿論あり、全てがということでは決してありません。

(新油性と親水性の違い)
新油性:水に溶けにくく油に溶けやすい物。
親水性:水に溶けやすい物

さて、それでは先ほどから何度か出てくる『分子量』について少し触れておきますね。
皆さんがよく知っている分子で見てみると『水(H2O)』の分子量は『18』ですね。
そいて(H水素)や(O酸素)や(C炭素)の『原子』は中学校などで『原子記号』として化学で
『水兵リーベー』なんて懐かしくないですか?
先ほど水兵リーベーの検索をしていたら曲があるんですね!
知ってました?
先ほど懐かしさで聴いてしまいました♪
中学生の頃の私に言ってやりたいですよ。。。
『大人になったら興味持ち出して好きになるんだから、ちゃんと授業受けなさい!!』って。。
恥ずかしながらその頃の私は全くお勉強に身が入らずでしたから。。。お恥ずかしい。。

そんなお話はさておき、
それでは本題へ、

次に精油の皆さんがよく知っているラベンダーの香りを位置付ける『リナロール』を見ていきましょう。
芳香分子『リナロールC10H18O』の分子量は『178
先ほどから挙げている『分子量』と言うのは、
その成分ないに含まれる原子の数を原子量と言うのですが、
この原子量にもまた2パターンがありまして、
それは『低分子』と『高分子』と言うものがあり
低分子には『水』など分子量が『100ほど』の分子を低分子と言います。
高分子には『プラスチック』など分子量が『1000以上』の分子を高分子と言います。

この2パターンを持って私たちは香りを感じるということをしているのです。
どうでしょうか?
皆さんが想像している『香りを感じる』ということと、
同じでしたか?
まずは香りを身体で捉える感じることがわかったら、

さて次にご紹介するのは、
皆さんが良くある鼻で匂う香りの識別です。
以前もご紹介しているのですが嗅覚をここでまた少しご紹介していきますね。

鼻から感じる香りの行先は何処?

先ほど香りを感じるでみていただいた『鼻で感じる香り』
なんだか小難しい、、
でもみたことのある漢字が並んでいましたが、
いかがでしょう?

さてここからもっと詳しく香りが伝わるや感じる私たちに何が起こっているのかということをご紹介していきます。
このことを知っておくとまた香りの楽しみ方や選び方も変わるかもしれません。

是非最後までご一読くださいね♪


先ほどあげてあります。この『扁桃体』や『視床や視床下部』脳の中に位置する部分であることがわかりますよね。

これを観ていてお気づきになられた方も多いことと思いますが、
香りは直接「脳」に伝わっていることがわかると思います。
鼻は『第一脳神経』とも呼ばれているのです。

例えば人は互換で色々なことを感じ捉えていきますよね?
『目で見る(視覚)』『耳で聴く(聴覚)』『口で食べる(味覚)』『鼻で香る(嗅覚)』『手で触る(触覚)』
その中で人が感じる感覚の情報を得ている割合の多くを占めている部分は何処だと思いますか?

『目で見る(視覚)』が一番多くを占めているそうです。
ですが、そんな目の神経は『第二脳神経』なのです。

ただ今回ご紹介するのは、アロマや香りの伝導という道をご紹介していきたいので、
他4感覚は省かせていただきますね。

そこに花があります花から香る香りの『芳香分子』は『原子』となり→『』そして入った原子は鼻の中の『嗅上皮』から
嗅球』へそこから『嗅索』を通って『大脳辺縁系』『前頭葉』の一部へいきます。
そしてその情報が私たちの頭の中の香りへの情報と組み合わさりその香りを〇〇という形で認識していきます。

これを観ていただいてわかるように
香りの原子は直接『脳』に到達することから、
香りが感情などにも直接的に影響すると言われています。』

さて、人によって香りに『過敏な人』と『そうでない人』がいますよね?

これは香りへの感受性は個体差があるという事なのです。

それは体調の変化やその香りを常に近くに置いるだったり、
例えば「〇〇さんのお家の香りはいい香りするよね」とかって感じたことありますよね。
ですがご本人は毎日その香りを感じていることから、
嗅覚という感覚が鈍くなってしまうことから気付きにくくなってしまうのです。

ですがご安心ください。
この感覚「嗅上皮」は嗅細胞が『再生』されます!
ですから嗅覚は香りをまた新たにしていくことで、その香りをしっかりと認識することもできます。
実際にこんな方法があるということをご紹介したいと思います。

嗅覚刺激療法』という治療方法があります。
4から5種類の香りの種類の違う色々なアロマの香りを10秒ずつ鼻で嗅ぐという嗅覚トレーニングと言われている方法です。
現在コロナ禍でこの名前を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
香りが世の中に役立つことがもっともっと拡がっていくといいな!
なんて思っています♪


それでは今回ご紹介してきました『香りの感受性』という名の、
私たち自身の身体の中でどんな風に香りが伝導され伝わりそして認識をしているのかということをご紹介してみました。
少し小難しいことが多かったとは思うのですが、
ここを知っておくことは私たちの感覚、
香りを感じる愉しむだけではなく、他の新たな情報を私たち自身に迎え入れるときもっともっとワクワクできるのではないかと思っています。

小難しいと敬遠するだけでは、知れるチャンスを見逃してしまうことにもなるのではないでしょうか?
それ自体はアナタ自身の選択ですから、
もしも勿体無いと思われるならそれは知るチャンス!!
是非私たちと一緒に知ってもっともっと新しい楽みを掴んでいきましょ♪

是非この機会に知ってもっと『私らしく生きる』をワクワク愉しめるアナタをみつけてあげてみてはいかがでしょうか?

それでは、今日も元気に笑顔でお過ごしください♪

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