お正月休みでなまった体を絞るには?簡単ストレッチでインナーマッスルを鍛える

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空手ピラティスインストラクターのRisaです。

さて、令和2年も始まりあっという間に元の生活に戻ってきましたね。年末年始でゆっくりされた方も、日常生活に戻って「あれ?こんなにしんどかったっけ?」なんて思う事ありませんか?

駅の階段や、ちょっとした移動、荷物を運んだりするのも、こんなにしんどかったかしら?と思うことがあったら、それはズバリ「衰え」です。

筋力や体力は、日々の継続の上にあるもので、悲しいかな、休んでしまうと途端に衰えてしまうのです。形状記憶のように蓄積して残ってくれたらいいのになんて思ってしまいますが、それが出来ないのが事実。。

そんな時に気を付けてほしいのがぎっくり腰などの、急激な怪我や事故です。衰えに気が付かずに、普段通りに不意に動いたことが原因で、怪我や事故をしてしまうことがあります。そうならないために普段から意識をしてほしいのが「インナーマッスル」です。

インナーマッスルという言葉だけなら、ほとんどの方が聞いたことがあると思いますが、じゃあインナーマッスルってどこの筋肉?と聞かれたら、、、あなたは答えられますか?

インナーマッスルとは

インナーマッスルというのは「深層筋」のことを言います。

ちなみに、筋肉って人の体の中にどれくらいの数あると思いますか?

実は、、、人の体の中には約600以上の筋肉があります。自分の体の中のことなのに、意外と知らないことだらけですよね。筋肉のイメージって、力こぶとか、シックスパックとか、目に見える箇所の筋肉のイメージが強いのですが、インナーマッスルは、表面にある筋肉ではなく、その奥の深層にある筋肉がいわゆるインナーマッスルなのです。

インナーマッスルの中でも、体幹のインナーマッスルを鍛えると、骨盤の歪みを整えて、正しい姿勢を保つ事ができる様になります。それだけでなく基礎代謝をあげる事ができるので、冷え性を抱える方は、ぜひインナーマッスルを鍛える事をオススメします。

インナーマッスルの代表『腹横筋』

腹横筋(ふくおうきん)って聞いたことがありますか?腹筋で一番有名なのはシックスパック(=腹直筋)ですが、腹横筋はその腹直筋と腹斜筋の奥にある筋肉です。別名「コルセット筋」と呼ばれているほど、胴体を支えるのに重要な筋肉です。

一番右の図が腹横筋です。腹筋のもっとも深層部にある筋肉です。

『腹筋』と言っても、お腹周りには4種類の筋肉があり、腹横筋は一番深層部に位置しています。一番奥の筋肉で鍛えるのが難しいのですが、姿勢を整えたり骨盤の歪みを整えたりするのにも欠かせない筋肉なのです。

腹横筋は、体のラインを引き締めてくれるので、ウエストのくびれをつくりたい人も、ぜひトレーニングをしてみてくださいね!

腹横筋の鍛え方

腹横筋の鍛え方で有名なのはプランクですが、今回はプランクではなく、もう少しライトにできるピラティスのストレッチを紹介します!ピラティスでは体幹に重きを置いているので、この腹横筋などの深層筋を使って、根本的な体のトレーニングをしていきます。

腹横筋がどうやって動いているのかって、分かりにくいですよね。一番効果的なのは、息を思いっきり吐き出すと、お腹まわりにキューっと力が入るのを感じられます。

この締め付けられている感覚が腹横筋を使って動いている感覚です。ドローインという呼吸のトレーニングがありますが、このドローインも腹横筋を使って行うトレーニングなのです。

大事なのは、常に呼吸をする事!呼吸はしっかりと肋骨が開いたり閉じたりするイメージをしながらトライしてくださいね!

キャットストレッチ

その名の通り、猫の動きに似ていることから名づけられたストレッチ方法です。
①まず初めに四つん這いになります。両手は肩の真下に、膝は骨盤の真下に位置するようにします。
②鼻からゆっくり息を吸いながら、背筋を反らせます。肺に空気が入って肋骨が広がるように意識しましょう。

③口から息を吐きながら、背中を丸めて行きます。肋骨がしまって空気を吐ききるように意識しましょう。この時に同時にお腹をへこませるようなイメージで行ってください。

これを繰り返し、ゆっくり1分間やってみてください。

じんわり体が温まってくるのが分かると思います。簡単ですが、腹横筋をつけるのにとてもいいストレッチ方法です。

最後に

いかがでしたか?今回はインナーマッスルについてお話ししました。自分のことなのに、知っている様で知らないことが多い体のこと。

普段、意識しないで生活をしていると、どんどん姿勢が悪くなったり、体の歪みがひどくなってしまって、思うように体が動かせなくなってしまうなんてことも、、、

体のことを知っていると、鍛え方が分かったり、癒し方が分かったり、スポーツや部活動で、なんとなくの感覚で動いていた事の理屈が分かるようになったりするなど、いい事づくめです。お正月も明けて疲れが出始めるころです。

身体が悲鳴を上げる前に、身体を整えて過ごして下さいね!今年も皆さんに幸の多い年になりますように!

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